(株)エオネックス 地圏環境部 地盤情報グループ 西村眞季子 入社9ヶ月
皆さま、お正月はどのように過ごされましたか。
私は石が好きで、兼ねてからやってみたいと思っていた石を研磨してみました。
研磨には100均のダイヤモンドやすりと、ホームセンターの耐水紙やすりを使います。
やすりは数字が小さい方が粗く、数字が大きい方が細かくなります。研磨するときは仕上げに向かって段階的に数字の大きなやすりに変えていきます。
こちらは緑色の方解石で、磨く前は凸凹が多くあります。
これをダイヤモンドやすりで研磨し、形を整えます。気になる箇所は意外と削り落とせる事があります。研磨の際は削った粉が飛ばない様に水につけながら削ると作業がしやすいです。
この段階では表面がザラザラしていて、白っぽく濁っています。研磨する前より濁って見えますが、更に紙やすりで粗い方から磨いていくことで綺麗になっていきます。今回は#320、600、800、1200、2000番の紙やすりで研磨しました。
写真は#1000番まで磨いたもので、段々表面がつるつるして透明になっていきます。
最終的に#2000まで磨くととても滑らかになります。
今回は3方向に割れやすい劈開のある方解石だったので、石の中の亀裂で平行四辺形が確認できました。
蛍石は硬度が低く、比較的短時間で簡単に磨けるらしいです。
石に興味の有る方や、石が好きなお子さんがいらっしゃる方は一度挑戦してみては如何でしょうか?