2012エオネックスグループのコンセプト
1.2011年度の反省点
2011年度は東日本大震災の影響ももちろん業績には影響しましたが、何とか利益を残せたことに対して、改めて社員の方々の努力に感謝するものであります。しかしながら、基本的なことを軽視して大きな利益を失ってしまったり、先の風が読めずに経費を多くかけてしまったことなど、多々基本的な失敗が見られたことを事実です。
今年度は、各部署における受注・生産に対する戦略・戦術も大変重要なことではありますが、それを実行する以前の問題として、再度ビジネスに携わる社会人としての基本的なスキルを再構築することに重点をおいていきたいと思います。
2.森 信三先生の「集団再建三原則」
森 信三先生(1896年(明治29年)9月23日~1992年(平成4年)11月21日)は、日本の哲学者・教育者であり、戦前・戦後を通じて、日本の教育界最大の人物です。先生は、常に実践を重んじ、実践から得た真理のみからその思想体系(全一学)を作り上げられました。
森信三先生の提唱する哲学は、実践するためのものであり、例えば、しつけ3原則は、「ハイの返事」「あいさつ」「はきものをそろえる」の3つで、これだけをやれば他のしつけはできるようになるというものです。
今回、エオネックスグループでは、森信三先生の「再建三大原則」である、(一)時を守り、(二)場を浄め、(三)礼を正す、を徹底して実践していくことを目標としました。
3.時を守る
「時を守る」とは時間を守ること、この意味は、相手を尊重すること、そしてそれにより自分が信用を積み重ねることを意味します。
実践目標つまり、今日することは、すべての予定の開始5分前に姿勢を正し、心を静め、開始を待つことが大切です。
また、もしも新入社員や一般社員であれば、遅刻をすれば上司から叱責を受けます。しかし、経営者や経営幹部の場合、遅れたからと言って誰も注意してくれません。それだけに尚更、厳格な自己管理が必要になります。時間にルーズな経営者や経営幹部の下では、時間感覚に優れた社員は育ちません。
さらにその会社の仕事も同様に、ルーズであると思われても仕方がありません。
経営者と経営幹部にとっての時間感覚は、即、会社の信用につながると心得ておくことが大切です。
「時間は信用とコスト」と言う認識にたち、以下のことを実践しましょう。
① 就業時間の5分前には姿勢を正し、心を静め、開始を待つ
② お客様とお会いする場合は、15分前に到着するように心がける
③ 会合やミーティング時間は厳守する
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4.場を浄める
場を浄めるとは掃除をすること、掃除をすることの意味は5Kで表され、気づく人になれる、心を磨く、謙虚になれる、感動の心をはぐくむ、感謝の心が芽生えることです。ゴミを平気で捨てる人は、絶対にゴミを拾いませんが、ゴミを拾うことができる人は、絶対にゴミを捨てません。
また、掃除をすることにより、心のモヤモヤがリセットされ、新たな発想が創造されます。
「汚い戦場」では戦えません。ぜひ、以下のことを実践しましょう。
① 一日15分の掃除の実践
② 落ちているゴミを拾う勇気を持つ
③ 食事を伴う会合では使った食器を整頓する
5.礼を正す
礼を正すとは、挨拶をすること、返事をすることで、挨拶の意味は心を開いて相手に迫るということです。
礼は礼儀、「礼を正す」とは相手に敬意を表すことです。言い換えれば、人が人を人として尊重することです。
まずは、「あいさつ」から始めることです。あいさつは漢字では「挨拶」と書きます。「挨拶」の「挨(ひらく)」という意味です。
拶は「拶(せまる)」という意味があります。「挨拶」とは心を開いて相手に迫るということです。心を開いてお互いの距離を縮めていくコミュニケーションの基本を表しています。ぜひ、勇気を出して心を開いて、「礼を正す」活動を実践しましょう。
① 挨拶運動の徹底
② 他人が喜ぶことを率先して実践する
③ 社外はすべてお客様、社員はすべてが営業マン
6.あたりまえのことをあたりまえに
(一)時を守り、(二)場を浄め、(三)礼を正すは、あたりまえのことかもしれません。
しかし、最近はあたりまえのことができないリーダーや大人が多くなっているために、部下や子供があたりまえのことを出来なくなっているのが実情です。ぜひ、今年度は全社員でこの「再建三大原則」を実践していきましょう。
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ああ
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ああ
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